治 療---
薬物療法:抗炎症剤と整腸剤等
栄養療法:成分栄養剤
食事療法:低脂肪・低残渣・高カロリー
→外科的治療はあまりしません。おこなっても再発率が高いので有効な治療法だとは言えないからです。
内科的治療がメインとなっていく保存療法で進んでいきます。



栄養療法---
食事療法の原則は
 
低脂肪  低残渣  高たんぱく質  高カロリー

* 肉類、油類を避ける(低脂肪)
* インスタント食品は使用しない
* アルコール、刺激の多い食品は避ける
* 食品添加物に注意する   
* 食物繊維を少なく

▼注意したい食品▼
パン    イースト菌が入っている。バター、牛乳を使用。
       小麦粉のグルテンがダメな人もいる。
       食べる場合は焼く。
ラーメン  かんすい(アルカリ剤、リン酸塩)が入っている。

シュウマイ、ワンタンの皮  ラードが入っている。

▼避けたい食品▼
ハム  ソーセージ  ベーコン  ウインナ―  缶詰肉
 →脂肪が多く防腐剤、着色料が入っている

するめ  小エビ  佃煮  くらげ  魚の燻製  コーンフレーク  ポップコーン
 →消化しにくい

スイカ  メロン  みかん類  ぶどう  熟した果物
 →食品そのものにイーストが含まれている、また腸内で醗酵する

たらこ  すじこ  かずのこ  しおから  子持ちの魚
 →色素、繊維、塩分が多く 腸管に刺激を与える

コーヒー  ココア  紅茶  清涼飲料
 →刺激を与える

レーズン  ドライフルーツ  干しがき
 →消化しにくい

種実類(ごま 落花生 ピーナッツバター アーモンド)
 →消化しにくく、繊維が多い

豆類 (大豆 枝豆 乾燥あずき おから おたふく豆 うずら豆 うぐいす豆 グリンピース)
 →繊維が多く腸管に刺激をあたえる

野菜類(セロリ わらび ぜんまい 山菜 ふき たけのこ れんこん アスパラガス キャベツ もやし とうもろこし 切り干し大根 しなちく しらたき こんにゃく ザーサイ ながねぎ ニラ あさつき)
 →繊維が多く腸管に刺激をあたえる

きのこ類  (きくらげ 干ししいたけ) 
 →繊維が多く腸管に刺激をあたえる

海藻類  (わかめ こんぶ ひじき 青のり 焼きのり 寒天)
 →繊維が多く腸管に刺激をあたえる

貝類 (えび たこ いか かに など)
 →繊維が多く腸管に刺激をあたえる

香辛料(カレー粉 刺激の強いもの)
 →腸管に刺激をあたえる

インスタント食品(スープの素 コンソメの素 シチューの素 中華スープの素)
 →食品添加物が問題

最近n-3系の脂肪酸は炎症を抑制するといわれ、これらの脂肪酸を含む魚が注目されています。
サンマ緩解期であれば問題のない食品と判断されましたが、個人差もあり、炎症が(−)の人に限られるようです。




▼危ない添加物(おまけ)▼
ソルビン酸K =広く使われている保存料
         亜硝酸塩と一緒になると発ガン物質となる不安がある。

安息香酸   =清涼飲料水に使われている保存料。
          発ガン性、変異原性(遺伝子に傷をつける毒性) の疑いがある。

赤色104号、2号=数字のついた着色(タ−ル系色素)には要注意。
           発ガン性の疑いがあり、外国では使用が禁止されている。

コチニ−ル色素=エンジ虫からとった天然色素で別名カルミン色素。
           変異原性のおそれがある。外国では使用が禁止されている。

サッカリン  =漬物やかまぼこなどの魚肉練り製品に使われる甘味料。
          かつて発ガン性を疑われて禁止になったが、すぐに再認可。不安は残る。

亜硝酸塩   =ハム、ソーセージなどの発色剤。変異原性の不安あり。
          ほかの添加物と結びつくと発ガン物質をつくる。ビタミンCで危険が減る。

リン酸塩   =ハム、ちくわの結着剤・品質改良剤。多食すると、骨の形成異常を起し、鉄分不足に。

BHA    =酸化防止剤。発ガン性の不安が高い。

プロピレングリコール=生めんなどにつかわれている品質保持剤。
              多食すると、赤血球の減少、肝臓、腎臓の障害、染色体異常の原因に。




*簡単にしか書いていません。
 新名が入院中に受けた栄養士からの情報と勉強で得たものなので、これ以上に詳しく書いてあるサイトや本が
 いろいろあります。参考程度に頭の片隅に置いといてください。
 成分栄養についても同様です。


聞き流しても大丈夫な新名個人的な意見。
病気が消化器官なので食事は一緒に考えていかなくてはいけない問題です。
病気を悪くするのもよくするのも食事です。
ただ、患者本人は〔今まで食べれていたものが食べれない〕という葛藤に一番苦しみます。
ハッキリ言います、傍で支える人たちにはわかるようでわからないと思います。
食べたいのに、食べれない。
この葛藤はつらいです。。。
食事制限が大事なのはわかって頂いていると思いますが、思いつめてもダメです。
なにごともほどほどに、が大事なんです。
昔の人は〔腹八分目〕という素敵な言葉をよくぞ思いついたものだと新名は本当に思いました。
〔きっちりぎっしりがっちり〕ではイライラ〜ドカーン!といつかその爆発がきます。
これから長い人生、ずっと付き合っていく病気です。そして食事です。
守れるならばそれに越したことはないです。
でも、守りすぎてそれがストレスになり、暴飲暴食などを引き起こしてしまえば意味ないです。
だから、何を言いたいのかと言うと---
少しルーズでもいいんです。
普段の食事はできる限り、低脂肪・低残渣を。そして間食で少しチョコレートなどを食べてもいいんです。
→ちなみに・・・わかってると思いますが推奨してるわけではないです。
うまく付き合う、ということを頭の片隅に置いてください。




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